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黒猫の勝手気ままな放浪記

 自分の趣味に走るとこうなってしまった(」゜□゜)」 という女子高生が送るブログです。
 § 薔薇はいらない。だからその水を 第二話
2008年03月15日 (土)
自作小説 * 小説・文学

なんだかいろいろなところでぱくりだっ
と気づいた今日この頃。
例えば。

薔薇・・・輝遊さんのコミュお題のタイトル。。
天才・・・ウィスペルさんの同じくコミュお題の登場人物。。。
探偵・・・設定が榎木津っぽい。。
弥勒・・・および夜叉という名前。あさのあつこさんの弥勒の月、夜叉桜。に・・・。

なんだかなぁ。ここまでくるとほんとに葉っぱの頭はどうなってるのやら・・・。
ごめんなさいっ。
でも一応伏線なんです。特に薔薇に関しては。

前にも言いましたがこれは一応推理小説なんです。
そして。この前これに関してギンさんに挑戦状を叩きつけたところなんですが。。。

犯人およびその立証(つまり探偵役)を皆様にやっていただきましょうっ!!というささやかな企画。
このお話。犯人が出てくるまでに、見事事件を解決してのけちゃった人にはっ

・・・。

なにしよう・・・(ぉぃ
えっと。
何かひとつ葉っぱにできる事でお願いを聞きましょうっ!

ということでみなさんひとつ参加してみてくださらんでしょうか。
ギンさんじゃありませんがこれは解けないですよww
なかなか。ふっふっふっ。

でわ本編どうぞ↓
ただしまだ事件は起こりません。(笑



「お茶でもしようじゃないか。」
そう言って弥勒は歩き出す。この場合お茶というのは喫茶店などでするものではなく、
『彼の事務所でお茶を飲む。』
ということをさす。
事務所というのは彼のひらく探偵事務所のことである。弥勒は中学を卒業すると同時に探偵稼業をはじめた。彼曰く、
「これ以上大勢のその他他人に属する人間と生活するなんて耐えられない。」
だそうだ。大財閥、神野上カンパニーの御曹司という大層な身分上、一番の問題といえる金銭的な面ではたいした問題はなかったらしい。そうやって幸運な弥勒は気ままに探偵をしている。
現在十七歳。夜叉とは同い年である。信用で成り立つこの仕事に、この年齢とは不利である。まず一番必要な信頼が得られにくいのだ。それは当たり前である。どこの誰が子どもに自分の周囲をかぎまわられることを望むだろうか。だがこんなことで躓く弥勒ではない。
初めは彼の父親、現カンパニー会長が小さな依頼を息子の元に送ってきた。会長の息子。それは重要なカードだ。だがそれだけではやはり成り立たない。
つかんだ獲物を離さない、実力が必要である。
これも問題ではなかった。文句などミジンコほども、いや原子核ほどもつけようがない。
彼は本物なのだ。
天才とはなにか。弥勒に出会ってから夜叉が散々考え続けてきたことだ。弥勒を視ていると嫌でもぶち当たる壁といっていい。
何が自分と違うのか。自分がなぜ敵わないのか。
それはその者が優れているほど強く想われる想いだ。
夜叉もまた、例外ではない。
その彼の行き当たった天才という人種の結論はこうである。
天性の才能。努力など全く必要ないそれを持ち合わせていること。
発揮できる環境。大衆に晒してこそそれは成り立つ。つまり他人に認知されなければ意味がない。
そして。
天運。運を味方につけたものは強い。
弥勒という人間はこの三つの中でもっともこれに長けているといえる。
笑ってしまうほど些細なことから生死にかかわる大きなことまで。世界は彼の望んだとおり動くのだ。
例えば信号。彼は信号で引っかからない。それは彼にとってただ無意味。
例えばナイフ。彼に向かって投げようと、それが彼のからだに届くことはない。
例えば人。彼が会いたいと願ったとき。それは彼の望むままに現れる。
銃弾が打ち込まれようと天井が崩れようと。彼は天運に守られる。選ばれた人間だ。
凡人にはできないこと。
それをなしえる彼こそが、天才といえる。

彼の事務所まではアーケードよりさらに10分ほど歩いたところにある。
話をしながら歩くにはちょうどいい距離だ。最近扱った事件。世の中で起きる事柄。学校の話。などなど。個々につながりがあるとしたらそれは論点が常に人にあること。これは二人の会話のルールといえた。問いも答えもない問題をただひたすらに論ずる。それは弥勒にとっても夜叉にとっても大切な時間だった。
いくつかの大通りを横切り、もちろんその時通った信号に一度も引っかかることなく、目的地、薔薇の花瓶探偵事務所へ到着した。三階建てビルの最上階で、いかにもありがちな普通の場所であった。階下にはスポーツジムがあり、地下は小さなライブハウスのようなものがある。
事務所に入るとまず見えるのは応接用のソファで、その横にはテーブルが置かれている。入り口から見て応接用テーブルのおくにデスクが見える。窓ははめ込み式で、天窓のみ開閉が可能なつくりになっている。これは単なる弥勒の趣味であるが、わざわざ作り変えたわけではもちろんない。運良く見つかった物件だ。
「まぁゆっくりしていきなよ。いいときに来たね。ここ最近はずっと予定が詰まってたからさ。ここ二週間前後でまとまって取れる時間は今日ぐらいしかなかったよ。よかったね。いろいろ溜まってるんでしょ。」
コーヒーを淹れながらそんな事を言う。
「まぁね。人間生活してればいろいろあって当然さ。」
「ははっ。それもそうだね。人間は問題を起こすのが好きなようだから。」
「それはもっともだが、まるで自分が人間じゃないみたいなものいいだぞ。」
「まさか。僕も立派な腐った人間だよ。」
わかりきったこと。それでも茶化して交わす、意味のない会話が夜叉は好きだった。
「夜が一番よく知ってるよ。そうでしょ?」
弥勒は夜叉のことを“よる”と呼ぶ。そういう呼び方をするのは彼だけだった。それは、昔「夜叉」の読み方がわからなかった弥勒が
「僕にわかるのは夜という読み方だけだよ。名前というものは不思議だね。大切なものだけれど僕にはこれしかわからないから君の事は夜とよばせてもらうよ。まだまだ僕は無知だね。人の名前すら満足に呼ぶ事ができないなんて。案外この呼び方は未熟な僕にはふさわしいかもしれない。」
と言ったことからきている。ちなみにそれに対し夜叉は
「別に。名前なんて本人だとわかればいいだけだ。君がなんと言う名前であろうと僕にとって君は君でしかないさ。それに対して君がどういった感情を持とうが俺には関係ない。」
と答えたのであった。ちょうどその時の二人の年齢は小学校にこれからあがるか、というところにあった。
「さぁね。ただ俺はお前が人間でないと告白されたとしてもたいして驚かないさ。」
「それはそれは。」
くすくすといった小さな笑いが部屋を包む。
そのとき、彼らの行く道がどこに続いていたのか。
解るものは居なかったし、また、今でも解るものは居ないであろう。

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